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● 安定化・評価研究Gの紹介(H18年度研究計画)
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文責:堀井安雄
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平成18年度のこのグループの研究体制は、3つの分科会を構成して下記の研究を推進しております。
1.不法投棄対策に関する研究分科会(土居洋一主査)
2.最終処分場の機能検査に関する研究分科会(中尾剛主査)
3.最終処分場管理の合理化に関する研究分科会(今井淳主査)
不法投棄対策に関する研究分科会は、不法投棄の修復対策と未然防止策の研究及び検討を実施しています。現在も、産業廃棄物の不法投棄の残存量は件数で2,560件、投棄量で1,579.5万トンが未処理のままであり、その修復対策の技術ガイドを作成して、不法投棄対策に利用いただけるように研究しております。
最終処分場の機能検査に関する研究分科会は、今期から新しく誕生した分科会であります。
主に処分場の安定化の観点から診断手法についての検討を行い、最終処分場機能検査者制度にも成果をフィードバックしていきたいと考えて研究を進めています。
最終処分場管理の合理化に関する研究分科会は、最終処分場の早期廃止を実現する廃棄物管理計画、処分場の将来計画、管理運営上の経済性等を踏まえた合理的な処分場計画、管理運営方法を策定し、持続可能な資源循環社会の構築に貢献することを目的として研究をしております。本分科会では、処分場の早期安定化の実証実験にも取り組んであり、下記研究テーマ等に取り組んでいます。
1.廃棄物の種類、性状、混合状況をパラメータとした安定化に必要な埋立環境の検討
2.廃棄物の安定化促進に適した合理的な埋立構造の検討
3.一般廃棄物の焼却灰を対象とした安定化促進工法の実証試験と結果の解析
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安定化実証試験設備全景
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分科会活動風景(NPO・LS研事務所) |
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この3つの研究分科会の活動方針の助言・予算申請をはじめ、研究Gr間の調整をするために、安定化・評価研究グループを組織しております。グループとしては、Gサブリーダー古田秀雄さんの指導を得つつ、小生がリーダーを務めさせていただいております。 |
【お問い合わせ先】
特定非営利法人 最終処分場技術システム研究協会(NPO・LS研)
広報委員会 委員長 上田滋夫
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-14 |
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